概要
スーツケースのタイヤが壊れたので、修理の料金を調べてみました。
近所の修理店では、タイヤ交換が1個3,300円、4個交換すると13,200円でした。
一方、自分で交換するためのタイヤ4個と工具のセットは1,480円で購入できました。
DIYで交換したことで、店で4個の交換を頼むより1万円以上の節約。スーツケースを買い替えることなく、かなり安く直せました。
準備
破損状況
我が家のスーツケースは、ハンドルを伸ばして転がすときに使われる、ハンドル側の2個のタイヤが破損していました。
タイヤの外周のゴムがボロボロになって外れて、内側のプラスチック部分がむきだしになっていた状態です。

駅などを歩いていると、5cmくらいで黒くて丸い部品が落ちてること、ありませんか?あれ、スーツケースのタイヤの外周ゴムが劣化・脱落したものだったんですね。
交換用部品
今回購入したのはこちらです。
スーツケースタイヤ交換キット、タイヤ4個、ボルト、ナット、工具付き (54mm(ノコギリ付き))

交換用のタイヤだけでなく、作業に必要な工具もセットになっていて、購入価格は1,480円でした。
検索すると商品はたくさんありますので、タイヤのサイズ(厚さ、大きさ)、工具(ノコギリ、手袋など)の有無はよく確認するようにしてください。電動ノコギリなどをすでに持っている方は、工具なしのセットを購入すればOKです。
作業環境の確保
金属の軸をノコギリで切断する作業があり、金属粉が発生します。室内ではなく、ベランダや庭などで作業することをおすすめします。マスクもした方がいいですね。
私はベランダで作業しましたが、真夏だったので暑さがしんどかったです…
作業
古いタイヤを外す
まずは、古いタイヤを外す作業です。タイヤを固定する軸は容易には外れないようになっているので、軸をノコギリで切断することになります。
これがなかなかしんどい。ひたすらノコギリでギコギコ… 1本切断するのに、10分くらいかかったかと思います。
ギコギコする際に土台が回ってしまわないように、しっかり固定するのがポイントです。私は使っていたイスと手を使って押さえましたが、ガムテープでスーツケース本体とタイヤを固定する方法もあるようです。

ようやく軸が切断でき、古いタイヤを外したところ。
ここは根気が必要で正直しんどいですが、その後の新しいタイヤの取り付けは簡単でした。
新しいタイヤの取り付け
古いタイヤが収まっていたスペースに、新しいタイヤをセット。新しい軸を通して、六角レンチでしっかり締めたら完成です。
古いタイヤを外す作業の大変さに比べれば、あっという間に終わります。
壊れた2個だけ交換
購入したのはタイヤ4個セットでしたが、実際に壊れていたタイヤは2個だったので、最初に交換したのも壊れていた2個だけ。残りの2個はまだ普通に使えていたので、そのままにしていました。以下写真の奥側のタイヤが、壊れていない旧タイヤですね。

ノコギリで軸を切るのが大変だったので、「壊れていないなら、わざわざ交換しなくてもいいか」と思ったわけです。
全部交換するより作業も少なく済みますし、合理的な判断のつもりでした。
修理後
家族旅行に出発
タイヤを修理したスーツケースを携えて、2泊3日の家族旅行に出かけました。
やむを得ずゴムなしタイヤで転がしていたときは、地面の凹凸がダイレクトに伝わってきてだいぶ不快だったんですが、新品タイヤは滑りもよく気分も上がります。
ノコギリ作業は大変だったけど、せっかくの旅行をスーツケースの不快感で邪魔されないのは心地よいです。
足元に不穏な物体
意気揚々と往路の電車に乗り込んで、ふと足元を見ると、5cmくらいで黒くて丸い部品。
間違いない、これはスーツケースのタイヤの外周です。
恐る恐る自分のスーツケースを確認したところ、交換していなかったタイヤのうちの1個が壊れていました。
考えてみれば、同じスーツケースに最初から付いていたタイヤです。2個が経年劣化で壊れているなら、見た目は大丈夫だった残りのタイヤも同じように劣化していたのでしょう。
結局、旅行から帰ってきたあと、またノコギリで軸を切り、残りの2個も交換することになりました。最初から全部交換しておけばよかった…
まとめ
やってみてわかったこと
スーツケースのタイヤは自分でも交換できます。
古い軸をノコギリで切断するところは大変でした。体力に自信のない方はちょっと大変かも。腕力というより持久力が求められます。
電動ノコギリを貸してくれるホームセンターもあるようなので、コストや移動の手間はかかりますが、それを使うとだいぶ楽になるでしょう。
軸の切断さえ乗り越えれば、新しいタイヤの取り付け自体は簡単でした。
そして、経年劣化でタイヤが壊れた場合は、面倒でもまとめて交換したほうがいいですね。
壊れたタイヤだけ交換するほうが効率的だと思ったのですが、結局は二度手間になってしまいました。
壊れているのはタイヤだけ
スーツケースのタイヤが壊れたときは、本体ごと買い替えることも考えていました。もともとは妻が持っていたスーツケースで、画像にも映っているとおりビビッドなピンク色なので、もっと落ち着いた色にしたい、という思いもありました。
でも、壊れているのはタイヤだけで、本体はまだまだ問題なく使えます。
一部を修理すれば使えるのなら、全体を交換する必要はない、と気づくことが重要です。
時給1万円なら試す価値あり
買い替えれば数万円、修理をお願いして4個交換すると13,200円。それに対して、自分で交換するためのタイヤと工具のセットは1,480円でした。
1万円以上の差はかなり大きいです。4個交換するのにかかったのがトータルで1時間ちょっとだったと思うので、時給1万円くらいになります。
ノコギリ作業という手間はありましたが、それでも1,500円ほどでスーツケースを使い続けられるようになったので、やってみてよかったと思います。
使えるものは使い続けて、壊れた部分だけ直してみる。
買い替える前に「一部の破損で全体の価値が損なわれるか?」と考え、「自分で修理できないか?」と調べてみると、意外と安く解決できることもあることを学びました。

出張が発生したら、ピンクのスーツケースで乗り切るつもりのアラフォー男性です。
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